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5月5日こどもの日。愛媛3日目の朝は雨。うーん・・・とホテルの窓から空を見上げて駅へ。まあいいさ、初日出がけが雨だったので折畳傘もあるしパタゴニアもあるのだ。しかしヨカッタことに雨もやんできて次第に明るくなってきました。
松山始発の特急宇和海で1時間半くらい、終点の宇和島へ向かいます。
愛媛の南西部にある宇和島は、愛媛を走る海岸線では「電車で行くことが出来る」最南端です。


自由席の1号車に乗ったら天井に「1〜7番は指定席、8番〜は自由席」という表示があり、「ひとつの車両に共存するのか!」と衝撃が。しかも7番と8番の間には仕切りがあるわけではなく(白いカバーがかかってたかも)、フツウに座席が並んでいるのです。なんとも不思議な車両でした。


駅弁の「しょうゆめし」を車内でいただきました。
電車はぐんぐん進み昨日行った大洲も過ぎて


下宇和から立間のは「法華津峠」を抜ける短いトンネルが連続するのだけど、
その合間に車窓からパッパッと見える風景といったら!

ミカンの段々畑の濃い緑の山並みがスッスッスッと左右から中心に向けて広がり、その先にあるのは海!
あ!
あ!
あ!
雨上がりの5月の緑、濃度は高く生していてわずかな暗がりをすり抜けると一層じゅっと目に焼きつく。いま確かに山越えをしているこの列車は、「山列車」なのだなァ。
それを幾度か繰り返すと海へおりてゆく。


宇和島へ到着。楽しい区間だったなあ。