
宇和島から普通列車で5駅ほど、卯之町は江戸時代 末期〜明治時代にかけて宇和島街道の宿場町として栄えたところです。

さほど長くはない通りですが、このあたりは米どころということで造り酒屋が多く全盛期は5軒もあったそうですが、今では1軒のみ。観光地というよりは人々が暮らす静かな生活そのものの、実直な街並み。

明治15年に建てられた開明小学校。瓦屋根に白壁の木造建築に西洋風のアーチ窓。館内では当時の教室が復元され
せんせー!




江戸時代から昭和にかけての教科書などが展示されていて撮影させていただきました。
ウワワワー

10分ほど歩くと「宇和米博物館」が。旧宇和町小学校の校舎を利用して「米どころ宇和」を紹介すべく、国内外の稲の実物標本や農耕具などが展示されているのですがそれよりもこの保存された古い校舎こそが、見もの。さっきの開明小学校よりもぐっときました。
この、100メートル以上の長い廊下は、ぴかぴかで見とれてしまった。

ここで「雑巾がけタイム競争」を随時行っていて、壁にはズラリと歴代の記録が並んでいました。


卯之町を一望
今回の旅ではいくつかの「古きよき街」を回りましたが、卯之町は街並みの雰囲気や「宇和米博物館」の校舎などノスタルジーに浸れる空気はどちらかというと男性向きの気がします。内子は女性向きで。