小屋

12月の終わり。

・AIに過去の日記を読み込ませて、過去の自分と対話させる試みがあるらしい。ヨシッ!音甘映画館も……って、恐ろしいよ!(震え) 12月5日 グッと寒くなった。遂に冬のコートを着てしまう。 12月6日 オフィスビル電気代節約のためか廊下が異様に寒いし、トイ…

11月の終わり、12月の初め

・ツイッターが終了すると話題になってたけど、1企業によるサービスで右往左往するのがなんとも。思えばはてなダイアリーが終了というのもあったなあ。私としては、ツイッターは7インチで、はてながシングルカット集やアルバムって気持ちで書いてるところは…

10月、ところどころ

ひとりでいることを良しとされた、静かなあの頃が既に懐かしい。落ち葉が重なるスピードよりも早く、人々が集い、はしゃぐ声が響きわたる。歩く先々で行列の飲食店があって驚く。コロナ前もこんな行列ばかりだったっけ。 区の公園のトイレ壁画。こういう感覚…

10月の終わり、11月の初め

10月8日 原宿駅出発でギャラリーと美術館に寄りながら歩行距離9キロ。鑑賞記録は別立てで。 ギャラリーと美術館を巡った2日間 - 音甘映画館 10月9日 晴れそうで晴れない。恵比寿駅出発でこの日もギャラリーと美術館に寄りながら、歩行距離12キロ。最後に4回…

9月の終わり、10月の初め

9月5日 いくつか見たいライブがありY氏に告げると「うーん、もうライブはいいかなあ。ずっと突っ立って見るの辛いというか、歩いた方が楽しいかな」と言われた。元々ライブに積極的に行く人ではなかったけど、その域に達した感。 9月6日 イエセイセシーは20…

最後の晩餐に食べたいものは

今朝の日経新聞 土曜版の記事に「最後の晩餐で食べたいもの」というお題があり、某俳優がY氏が通っていたカレー屋を挙げていたので伝えつつ「じゃあ、なににする?」と聞くと悩み出した。 「うーーん、○○屋のうどん!と言いたいけど……だって、死にそうなとき…

8月の終わり、9月の初め

記憶力がますます減っており、1ヶ月前のことなんて思い出せない…… 今年の夏はどんな日々だったのか。 8月といえば「ジリジリ (C)古里オサム」 、ジリジリといえば「蝉」、蝉といえば「ツクツクボウシ」のオノマトペ。私は耳が悪すぎて「…スイィッ、スイィッ…

7月の終わり、8月の初め

7月4日 1人晩御飯の日。鰹節いれて1分後に味噌としょうが入れてお湯注いだ簡単お味噌汁が胃に沁みて、ホッと生き返った。 7月5日 朝からワーワー言って一日が終わってしまうことが多すぎ。 7月6日 the ratelの1stアルバムが素晴らしい〜〜。音のうねり、隙間…

溜息から

朝から問題発生、状況確認し指摘するとまた新たな問題発生。この1ヶ月強、毎日こんな日々。怒るにもパワーがいる。なんとか業務時間を終えて退社。 もう疲れたよ、パトラッシュ…… エレベータが上から降りてきて乗ると、同世代の女性がひとりいた。貸オフィス…

もう一度、久しぶりの食堂にて

mikk.hatenadiary.jp 以前書き記したこちらのお店。4月にイートインを再開して喜んだ直後、「事情によりしばらく休業します」と突然お知らせがあり数ヶ月、改めて再開するとのことで早速伺った。 予約制のテイクアウトも同時にされており、「ごめんなさい、…

5月の終わり、6月の初め

5月6日 今日一日行けばまた休みと思うと気が楽ね。/ ウチの前のお屋敷の解体が始まった。悲しいよぅ 5月7日 土曜日。朝から気持ちが上がらず近所の店でお昼ご飯を食べてから近場を回るも、人疲れしてダメだーもう帰ろうとトボトボ歩いてたら、別場所から戻…

私の生活改善運動

先日開店したばかりの本屋へ行った。最近増えている「選書」がウリの個人店舗で、この手の店の蔵書は概ね似通っていて、乱暴に云えば柴田元幸や岸本佐知子による翻訳や今なら韓国作家など、一定の海外文学を好む真面目な印象を感じてしまう。ただこの店は古…

4月の終わり、5月の初め

4月5日 在宅勤務だから進む業務の一つ、「紙資料データ」と「PCシステムデータ」との整合性チェックというアナログ会社よ…/昨日買ったお粥をお昼に。今日も全然歩いてないから業務終了後駅前のスーパーまで遠回りして出向くと、満開を過ぎた桜が綺麗だった…

久しぶりの食堂にて

今月から月曜はY氏の仕事の都合で夜ご飯は別々になった。朝から矢のように降りかかる業務をこなし続けた夕方、ご飯どうしようかなと考えた時、しばらくテイクアウトのみだったお店が店内飲食を再開するというので行くことにした。外へ出ると雨は激しく、予想…

3月の終わり、4月の初め

3月7日 久しぶりに出社。月曜な繁忙の渦に巻き込まれる。電話に出て一瞬、なんて言うんだっけと固まってしまった。 3月8日 あー仕事ってこうだったなあと思い出してきた。 3月9日 会社で断捨離の話をしたら、夫がオーディオマニアでスピーカーもレコードもた…

いつもの場所で

仕事で疲弊して漸く辿り着いた駅から家までの緩やかな登り坂をヨロヨロと歩いていたら、黒い夜空の中、数多の白い翼が羽ばたいていた。ああ、今年もこの時期にいつもの場所からありがとう。根がしっかりと大地に張っているからこそ、豊かに花を咲かせてくれ…

白い翼

よく晴れたあたたかな1日だった。昨日ワクチン3回目を受けて今日は在宅勤務、日中は特になかったけれど夕方から違和感が出始め、ご飯もあまり食べる気しないなあと外に出ると、近所の木蓮が白い花弁を広げ始めていて、見上げると白い月と呼応していた。 今年…

2月の終わり、3月の初め

2月4日 夕方から忙しくなり、珍しく残業して腹ペコで退社。馴染みの店は夜営業休みだったりでどうしようかなあ、やってるかなあと一か八かで向かった店が営業してて、ほっとするも店内はグループが大声ではしゃいでいた。ここでこんな状況初めて。このご時世…

故郷の街で

3年ぶりの故郷の商店街は店の代わりに新しいマンションが複数建っていた。どこも埋まっているらしい。父が言うには「住む人がすっかり減っていたのに一気に数百世帯も増えて自治会費も入ってくるし」長い目で見て良い方向に考えたいものである。 シャッター…

久しぶりの故郷にて

寝入るところで携帯が鳴った。父からの電話だった。伝えられた事象になんとも現実感が無いまま翌日朝イチでPCR検査を受けてから出社、取り急ぎの仕事を済ませて午後休。諸々の用意をして翌日故郷の駅に降り立った。前回の帰省から3年近く経っただろうか。あ…

1月、ところどころ

謹賀新年。 東京に雪が降った日。 雇われでカウンターに立っていた時から存じているので、この場所に自身の名で店を興した気概と意志は強く伝わってきただけに、無意識の行動によってこの場を閉じることになる世の中がとても悲しい。なんて単なる客が語る話…

1月の終わり、2月の初め

1月4日 恐れていたよりも仕事が重くならず、軽やかな気持ちでカレー初めして帰宅。 1月5日 残ってる餅をスープジャーに入れて出社。お昼は雑煮になるの巻。フリーズドライの七草と棗を入れた。 1月6日 昼ごろから舞い出した雪は午後にはしっかり降り積り、革…

雑貨は私を彩るもの

www.nhk.jpかわいいと民藝と菓子を結びつけてカタログ的に語ることに文句をいいながら見た。番組構成も悪態つく私も予想通りであった。承認欲求を満たすことが目的であり、若い頃は大中や宇宙百貨であったものが、今では民藝ですよ。知的好奇心をくすぐりま…

祈り

2022年になって1週間が過ぎた。歳を取ったせいか、時の流れが早い。昨日も朝金曜日と気付いてびっくりした。 昨夜はまだ凍る路面を避けながら下を見て歩いていたけれど、ふと見上げた景色がくっと肺の中に入ってきた。冷たく冴えた空気を纏った空へ向かわん…

年末年始メモ

12月29日 金曜に納めたつもりだった店にまた行って今度こそ今年最後のご挨拶〜〜 / 今日の散歩は不思議な出会いに満ちていた。 mikk.hatenadiary.jp 夜は今年オープンした近所の店へ。普段昼にそれぞれで伺っていたので、2人揃って行ってみたところ店主はち…

謹賀新年:寅ジャケ

あけましておめでとうございます。2022年。 寅といって即思い出したのはコレ!大好きなair miami!! そして、こちら。 あとはtiger trapとか、イーノのtaking tiger mountainとか・・・(ジャケじゃない!) 寅ジャケに見えなくも・・・ない? 今年も健康第…

今年の音甘映画館

今年は思いがけない出会いが幾つかあった。偶然は過去の私が現在の私に手繰り寄せたものなのであり、未来に繋がっていく。一歩前へ、時折休んで、希望を持つ体力は残して、歩きたい。 扇動に乗らず、大きな声に依存せず、大袈裟に反応することなく、状況に合…

橋の袂で

年末年始休暇初日の散歩は途中入り込んだ暗渠を進み、コンクリートに埋まった橋を眺めていたら「そうやって見てる人いるんだけど、珍しいからかしら」と話しかけられた。ここで長年暮らしている女性だった。 「私はここにお嫁に来たんだけど、昔は川が流れて…

12月の終わり、

12月6日 急激に寒さが増した。手袋はじめました。珈琲豆柄のカワイイ子。 12月7日 割礼ワンマンを配信で。それぞれの意志が空間に感じられ、バンドサウンドとして説得力を持って胸に響く。寡黙なのに豊かに伝わる不思議さよ。あれだけ遅いのに揺るぎない骨子…

たちばなの店先に思うこと

モネを全回見終え、次作は主人公が和菓子屋の娘なので続けて見ることにした。私の実家は戦前から続く和菓子屋なので、親近感があったのだ。店を始めた祖父は私が幼稚園の頃に亡くなったから、工場で働く姿を見たことはない。「餡子を炊くおまじない」は知ら…